会長挨拶 Greetings

第12回日本フットケア学会久留米セミナー会長 石橋 理津子

会長 石橋 理津子
(社会医療法人天神会 新古賀クリニック 糖尿病センター 看護師長)

この度、平成27年10月24日(土)久留米市石橋文化センターにおいて第12回日本フットケア学会久留米セミナー会長を務めさせていただくこととなりました。

私がフットケアに関わりを持ったきっかけは褥瘡でした。当時褥瘡対策委員として透析患者の踵部褥瘡に関わり通常の創傷処置では治癒せず難渋していたところ、患者の主治医であった循環器医師に「第2回日本フットケア学会:神戸セミナー」のチラシをいただき、早速神戸まで飛んでいったことを懐かしく思います。足病変というものの存在を知り、高リスク患者が周囲に山のように存在すること、また早期発見及び適切な治療・ケア介入が出来れば、足切断は回避できるという事実を知り衝撃が走ったことを今でも思い出します。あれから10年、まさか自分がそのセミナーの大会長を担うとは夢にも思いませんでした。セミナーでは初の看護師による大会長とのこと、現場で頑張っている足病変に携わる看護師の代表として頑張りたいと思います。

今回のテーマは「つなぐフットケア」です。病病連携では医師同士、看護師同士の連携、施設内においては医師・看護師・コメディカル部門の連携、また医療とケアを繋ぐフットケアセラピストとの連携と様々な業種間での連携によって足を救うことが可能です。この点と点をつなぐことが難しい現状を打破すべくセミナー会場内で様々な業種の方々と交流が持てるような内容をと考えております。実技においては、看護師資格取得に現在フットケア技術を教育するカリキュラムは含まれておらずフットケアを行う看護師は試行錯誤しながら技術習得している状況です。なかには多額の費用をかけフットケア技術を学ぶ方も少なくありません。今回会場ではプロのフットケアセラピストにご協力いただき、セミナー会場内でフットケア施術を受けることができるブースを準備中です。是非この機会にプロのフットケアセラピストのフットケア技術を体験し、実技向上を目指していただきたいと思います。また今回、日本フットケア学会初の「糖尿病合併症重症予防(フットケア)研修」をセミナーで同時開催予定です。診療報酬が取れていない施設の方は是非ご参加ください。

開催地福岡県久留米市は、全国トップレベルの医師数と医療機関が集積した高度医療都市であり「医療の町」といわれています。また靴を作る際に必ず必要となる「ゴム産業」も盛んです。大手の靴メーカーも立地しております。この久留米の地でフットケア学会セミナーが開催されることは非常に意味のあることだと感じております。

参加者の皆様方に「参加してよかった。また久留米に行こう」と思っていただけるようなセミナーを目指します。多くの方々のご参加、こころよりお待ち致しております。

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